尊敬語の作り方
本日は、【尊敬語の作り方】についてご紹介いたします。
尊敬語って、作るものなんですか?
はい、作るものです。
慣れるまでは作らないと、とっさには出てこないので……私もそうでした。
早速、動作を表す「読む」「話す」を尊敬語にしてみましょう。
尊敬語とは、目上の方、お客様の動作を高める時に使います。
ホップ・ステップ・ジャンプの3ステップで、
レベルアップしていきますよ!
①ホップ✨
【れる、られる】をつける
読む→(お客様が)読まれる
話す→(お客様が)話される
②ステップ✨✨
【お〜になる、お〜なさる】
【ご〜になる、ご〜なさる】にあてはめる
読む→(お客様が)お読みになる
話す→(お客様が)お話しになる
③ジャンプ✨✨✨
【専用の動詞(敬語動詞)】を使う
読む→尊敬語の専用の動詞なし
話す→(お客様が)おっしゃる
以上です^_^
上記にあてはまらないものもありますが、
ホップ・ステップ・ジャンプの方法で、
動詞を尊敬表現に変えることができます。
持つ、聞く、歩く……
後ろに【れる、られる】をつけるだけでなく、
他の方法でも尊敬語を作ってみて下さいね。
私は、司会を始めた新人の頃、先輩から、
「なんでもかんでも『れる、られる』をつけて、尊敬語にするのは辞めた方がいいよ」
とアドバイスを頂いたものです(*_*)
そこから意識して、
尊敬語の表現を少しずつ変えました。
具体的には、
ジャンプレベルの専用の動詞を覚えて、
積極的に使うようにしました。
専用の動詞は、そんなに多くないので、
覚えるのみ!
上手く使えるようになると、
あなたの信頼度も上がります。
言う→おっしゃる
見る→ご覧になる
行く、来る、食べる、知る……
言葉は勉強しても、なかなか覚えられないもの。
聞いて、話してこそ、使えるようになります。
周りに敬語を上手に使う方がいらっしゃると、早く身につきますよ。
敬語を使うことで、立場や年齢の違う方とも、円滑にコミュニケーションを図ることができます。
作り方が分かれば、決して難しくはありませんので、TPOに応じて使い分けていきましょうウインク