謙譲語の作り方
本日は【謙譲語の作り方】について
尊敬語
あげる語(相手をあげる)
謙譲語
さげる語(自分をさげる)
でした。
では、早速、3ステップで説明いたします!
ホップ・ステップ・ジャンプ〜
①ホップ✨
【お〜する】
【ご〜する】にあてはめる
聞く→
(私が)お聞きします
待つ→
(私が)お待ちします
②ステップ✨✨
【お〜いたす】
【ご〜いたす】
【お〜申し上げる】
【ご〜申し上げる】
にあてはめる
聞く→
(私が)お聞きいたします
(私が)お聞き申し上げます
待つ→
(私が)お待ち致します
(私が)お待ち申し上げます
【お〜申し上げる】【ご〜申し上げる】を使って敬意をあげると、時代劇のセリフみたいな雰囲気になりますね。
「お伝え申しあげます」
「ご案内申しあげます」←司会コメントでよく使います🎤
などは、よく聞きます。
とは言え、動詞によってはあまり実用的でない表現でしょう。
ちなみに、「お〜いたす」「ご〜いたす」の「お」と「ご」の使い分けは、いかがでしょうか?
お書きいたします
ご記入いたします
お勧めいたします
ご遠慮いたします
例文でみると何となくわかりますよね。
「お」は、次に続く言葉が、訓読みの言葉。やまとことば、日本の読み方になっています。
「書」を「か(く)」と読めば、訓読み。
「しょ」と読めば、音読みです。
「ご」は、次に続く言葉が音読みの言葉。中国(漢語)読み方です。
例外もありますが、次にくる言葉が、訓読みか音読みかで、前につく「お」と「ご」が決まります。
③ジャンプ✨✨✨
【専用の動詞(敬語動詞)】を使う
聞く→
(私が)伺います、承ります
待つ→専用の動詞なし
尊敬語も謙譲語も、細かく考えるとなかなか奥が深いです。
まずは、ホップ・ステップ・ジャンプの基本的な作り方で、動詞を謙譲語に変えることができますよ。
その他、「させていただく」も、よく使われます。「させてもらう」の謙譲表現です。
ただ、何でもかんでも、後ろに「させていただく」をつけると、しつこく聞こえる場合もあります。
書かせていただきます
読ませていただきます
聞かせていただきます
ついつい使ってしまいがちですね。
見る→拝見する
読む→拝読する
食べる→いただく
などの専用動詞も、
積極的に使っていきましょう!
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